プロローグ

本ブログのエース記事「フルサイズB-CAS→miniB-CASのお話【再掲版】」で色々アダプターを売上数でオススメしていますが、オススメしている以上実際にどれがよいのか購入してみてレビューすることにしました。
（アフィリエイトで一定の収入が出てきたので、その分レビューで還元致します）

今回は第一弾となりますので、他にもレビューして欲しいアダプタがありましたらコメントかTwitterで声をかけてください。

「PB-MB03」を購入

今回は2021年版の売上数で第３位となっている「PB-MB03」を購入しました。

PB-MB03 ： mini B-CAS 変換アダプター《B-CAS to mini B-CAS Ｂタイプ》

ORDINS

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これはBタイプで、mini-BCASカードを切り欠き側から挿入するタイプです。

外観

パッケージは簡易的ではあるものの、商品自体は比較的しっかりしていそうです。
バルクで大量に仕入れて内職でパッケージングしているのでしょうか。

説明書は文章のみであるものの、比較的詳細に書かれています。
要約すると

BCASカードの端子面は赤丸側にしてセットすること
BCASカード=>変換アダプタの順でセットすること

などが記載されています。

テレビのminiB-CAS差し込み口に指す端子部分です。
「GSM.CDMA.3G」の記載があるので、元はSIMカード用のパーツだったのかもしれません。

裏面です、マスキングテープのような素材のもので覆われています。

サイズ感です。（一部ピンボケで申し訳ありません）

ダイソーノギスクオリティですが、幅62mm　高さ40mm　厚さ7mmになります。
フレキケーブルの幅は14.5mmくらいで、ケーブルの根本から端子の先端までの長さは約94mm。

測定パーツ	測定場所	サイズ(mm)	備考
カード挿入部	幅	62	–
カード挿入部	高さ	40	–
カード挿入部	厚さ	7	–
フレキケーブル	幅	14.5	–
フレキケーブル〜端子基盤先端	長さ	94	–

手元にあった余分なBCASカードを挿入してみると、「B-CAS」ロゴの「-」のお尻がちょっと出るくらいまで挿入できます。挿入される部分は大体35mmくらい。

TVへの挿入感

実際にアダプタにBCASカードを挿入して、テレビのmini-BCASカード挿入口に挿入してみます。
使用するのは10年近く前に購入した東芝製の32インチテレビ、今は寝室のテレビになっています。
このテレビは既に別のアダプタを使用してフルサイズBCASカードを利用していますが、今回検証用として利用することにしました。

ちなみにこのアダプタはBタイプですので、今回使用する東芝製テレビにはそのまま挿入することが出来ます。

アダプタにカードを挿入した状態でフレキケーブルから伸びる端子をテレビ側に挿入。
（後ろに写っているのは元々使用していたアダプタ）

挿入感としては、純正のmini-BCASカードを挿入するときよりは比較的抵抗があります。
しかし力をぐっと入れて無理に挿入する感じではなくより厚さのフィット感が良い印象、いつもよりちょっと力を入れると入っていく感じ。(※1)
挿入後に少し引っ張っても抜ける感じがしないので、非常に安定感があります。

厚さのフィット感が良いので、これをAタイプの機器で利用しようとしてフレキケーブルを折り返して接続するのはかなり難しそう。おそらく入らないか、入ったとしても機器側のmini-BCASカードスロットを破壊しそうです。

(※1.品質の悪いアダプタを使うと、結構力を入れないと入らなかったり、逆に緩くてちょっとケーブルに触れただけでカードを認識しなかったりすることがあります。)