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真っ黒こげなトラメジーノを復活させる計画(後編)

この記事は約4分で読めます。
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プロローグ

この記事は2部構成でお送りしております、前編は以下からご覧ください。

前回に引き続き、SnowPeakのホットサンドメーカ「トラメジーノ」をフッ素加工に出したお話となります。

不意に届いた荷物

とある平日、有給休暇をとってMT-09 のユーザ車検を通した日にひとつの小包が着払いで届きました。

送り主はなんとアルファ技研さん。

7/28に工場宛に発送し、8/21完成品が手元に届いたので予定よりだいぶ早く仕上がったようです。
最大6週間と事前に連絡を受けていましたが、1ヶ月ほどで完成しました。

開封の儀

早速開封の儀です。

完成品が送付される際の箱は、こちらから送った箱がそのまま利用されています。
送料は着払いですので、送付する際は無駄に大きくない方が得策だと思います。

トラメジーノは他のホットサンドメーカ同様、2枚に分離でき、取手はフォールディングできるため比較的コンパクトです。

分離した状態でそれぞれ新聞紙・梱包材に梱包されていました。

開封して1番上には、注意書きの用紙と振込先情報が記載されている用紙がありました。

以前まで知らなかったのですが、フッ素加工されたものは高温に弱いため強火でガンガン使うのはタブーなんですね。
「特にアウトドアでは高温になりやすいので注意して」、と丁寧に手書きまでされております。
こういった心遣いが嬉しいです。

そしてついに….ドーン。写真をまとめて先にお見せします。

内側は綺麗なブラックでフッ素加工され、外側もブラスト処理?されたようですこし綺麗になっています。

サイドにもすこし黒くなっている所があります。
加工過程(吹き付け?)でそうなってしまう所のようです、因みに筆者は一切気になりません。

取手を取り付け

ちなみに、取手部分につけたままだったリベットについては、丁寧に工場担当から高温で変形するかもとメール連絡がありました。

リベットなので再利用出来ず、邪魔なので早速ドリルでリベットの頭を飛ばして取り外しました。
結構固いので、ニッパなどでは歯が立たずやむなくドリルを使いました。。。

ちなみにリベットの径はM5とほぼ同じだったと思います。

そして先日100円ショップで見つけた竹材を切って…

室内でキコキコカット、固定用の穴を開けてロウを全体に塗り込み気休め程度の防水加工。
そこまで見た目にこだわっても、消耗部分なので面取りなどはかなり手を抜きました。
取付けの際に利用するネジは、製本などで利用される?組みネジを利用しました。

今回M4.5*10mmを利用しましたが、かなりギリギリの長さだったので12mm~15mmはあったほうがいいかもしれません。
もちろん取っ手部分に使う木材の厚み次第ですが、純正リベットと一緒についていたワッシャを使う場合10mmでは明らかに足りません。

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そして完成系がこちら。

写真をご覧になって気づいた方がいるかもしれませんが、木材の幅が数ミリ足りておらず少しデコボコに…まあこれもお愛嬌ということで。
実家の父も使っているので、サイズを測ってもらったラフ画がこちらです、ご参考まで。

早速クッキング

実は取っ手を付ける前にどうしてもフッ素の実力を試してみたく、朝食のホットサンドをクッキングしてしまいました。
(取手の木材取り付けていなかったので、革手しながら)

我が家恒例のマフィンを使ったホットサンドです。
今回は試しにとろけるチーズを多めに入れてはみだしたものがちゃんと剥がれるか試しました…

結果・・・フッ素効果抜群!

当たり前といったら当たり前なのですが、パンもチーズも張り付くことなくスルッと皿に移動してくれました。
今までがストレス100とすると、完全に0まで落ちた感覚です。

エピローグ

今回はフッ素がダメダメになってしまったホットサンドメーカ トラメジーノを再フッ素で復活させるお話でした。

再フッ素の加工費についての記載はあえて差し控えさせていただきますが、新品を購入するより全然安く上がります。
今まで愛着を持って使用していたギアをそのまま復活させることが出来るという面では、価格以上の価値があると思いました。
また、見た目もブラックになり仲間内で盛り上がれるかも!?

フライパンやホットサンドメーカなどのお気に入りのクッキングギアを復活させる場合はぜひアルファ技研さんに相談してみてください。
なお、プラスチックの柄がついていたりすると加工できないので自身で事前に取り外してからお願いするようにしてください。
(手間をかけさせないようにしましょう)

あ、ちなみにこのシリーズは決してPR記事ではないので悪しからず。
(すべて個人の意見です)

記事は以上

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