TaoTronicsのサポートとひと悶着したお話

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プロローグ

過去にもTaoTronicsのマンセー記事を書いていますが、今回は少し違うテイストになります。

業務PCでBluetoothが殺されている

筆者は現在テレワークで業務PCを自宅で利用していますが、割と統制がしっかりしている組織なのでガチガチにGPOで機能が制御されています。

個人所有のMACとかでさらっと仕事するのが夢ですが(嘘)、現実は甘くなくUSBハブも使えないくらいガチガチです。
PCの特権など持てるわけでもなく、なすがままにされています。

Bluetoothも例外でなく、せっかくBluetooth搭載モデルなのに使えずワイヤレスヘッドホンなども使えません。

コロナ渦で在宅勤務となりWEBミーティングが増えてきた今、どうしてもスピーカーやイヤホンでなくヘッドホンでプライベートの音楽をBluetoothで聴きながら業務中は有線ヘッドホンとして利用したいと考えていました。

耳の形が悪いのか、一般的なイヤホンは付けるだけで秒で耳が痛くなり、カナル型も1時間くらいで耳が痛くなります。
おそらく耳の型を取るようなイヤホンを買えばいいのですが、そこまでイヤホンにこだわりがなくヘッドホンでいいやという感じ。

Amazonで手ごろなヘッドホンを発見

いつもの通りAmazonをクローリングしていると、みんな大好きTaoのヘッドホンが目に留まりました。

ヘッドホン Bluetooth TaoTronics ANC ワイヤレス ノイズキャンセリング Type-C 急速充電対応 密閉型 CVC8.0 31時間連続再生 有線対応 マイク付き Soundsurge 85 (Type-C)
TaoTronics

仕様を見てみると、Bluetoothのほかに3.5mmステレオジャックがあるのでダメ元でTaoのサポートに問い合わせしてみました。

3.5mmイヤホンジャックがあって3極プラグが同封されているようですが、4極のケーブル使えばヘッドセットとして利用できますか?

問い合わせ頂きありがとうございます。
はい、4極マイク付きケーブルをご利用いただければ可能です。

意外な回答があったので、ドキをムネムネしながらセールのタイミングを狙って購入。
前もってAliexpressで購入していた4極ケーブルも事前に届いて準備万端。

ちなみに、TaoTronicsは月に1度くらいの頻度でセールを行う習性があるのでメルマガやKeepaでセール時期を逃さないようウォッチするのがおすすめです。

あれ?有線でマイク使えない

ヘッドホンが届いてすぐに、業務PCに有線接続してヘッドセットとして使ってみるもマイクが機能せず。。。

あの、、、4極ケーブルでマイク使えないんですけど。。。
ホントに4極ケーブル使えます?

申し訳ありません。
技術担当に確認しましたが、本製品は4極ケーブルに対応しております。
どんなケーブルを利用されています?

この時点で何か違和感を感じ、4極ケーブルのことについて調べるとどうやら2種類あるらしい。
(実はもう一本4極ケーブル買ったけど変わらず使えなかった)

CTIAがiPhoneなどに使用されていて今主流の規格。
OMTPが一部のスマホや少し古いヘッドセットなどの規格。

両者の違いは4極の1,2ピンがストレートかクロスかの違いらしく、テスターで測ってみるとストレートなのでOMTPケーブルと判断。
(詳細はググってください)

調べてみると4極ってCTIAとOMTPがあるらしいんですが、こちらの製品はどちら対応ですか?

本製品はCTIAに対応しております

OMTP<=>CTIA変換ケーブル購入

調べてみるとOMTPとCTIAを交互に変換できるケーブルがあるらしく、購入してみました。

届いてドキをムネムネしながら接続するも変わらず。(むしろノイジーで悪化)

あのう、CTIAにしてもiPhone/Laptop両方で使えないんですけど。。。
Bluetoothではマイク使えるんで、マイク不良じゃないと思います。
CTIA規格のケーブルでヘッドホン内蔵のマイク使えるんですよね?実績のあるケーブルの情報とか教えてもらえません?

本体故障かもしれないので、代替品送りますね。
今お使いのは不要であれば処分ください。

代替品到着、しかし

すこし話がかみ合わずイラッとしましたが、代替品送ってくれるならまあいいかと思い二日して到着。

しかしまあ、予想通り変わらず。

他メーカのケーブルと変換アダプタ購入してましたが、結果は全く一緒。

CableCreation
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3.5mm 4極ステレオミニプラグ 極性変換プラグ OMTP規格-CTIA規格変換 4極ミニプラグ L型/L字変換プラグ OMTP-CTIA変換アダプター/PLG-L42
F-Factory

(これらの商品の名誉のために記載しますが、AUXケーブルも変換ケーブルもちゃんと機能してくれていました)

あのう、残念ながら結果変わらずです。
念のため別のケーブル使いましたが変わらないので、仕様上利用できないのではと考えています。
前回のメールで、実績のあるケーブルの回答も頂けていないので半ばあきらめています。
送付頂いた代替品は検証だけで綺麗なんですが、返送したほうがいいですか?

ご要望に応えられず申し訳ありませんでした。
開発部門にフィードバックしております。
代替品の返送は必要ございません、ご自由に処分ください。

承知しました。

こうして長かった戦いは、手元にいらんAUXケーブルと変換アダプタふたつ、そして何故か新品のヘッドホンがひとつ増えて幕を閉じた。

エピローグ

しかし諦めが悪い筆者、やはりヘッドホンとマイクを利用したく色々試行錯誤した結果以下に落ち着いた。

リモコン・マイク付きリケーブル

どうやらBeatsやBose?、SONY等のヘッドホンについてくるケーブルにはリモコンとマイクが内蔵されているらしい。

よく見てみると片方が3極で片方が4極の構成。
ヘッドホン側は3極を接続し、機器側に4極を接続してケーブル内蔵のマイクを使うらしい。

本来であればTaoのヘッドホンマイクはちょっとしたノイキャンがされており、少しそれに期待していたのだが今となってはどうしようもない為諦めて安めなリケーブルを購入してみた。

結果は上々。

LaptopでもiPhoneでもマイク・ヘッドホン共に良好だった。

そもそも4極対応だったのか

こうなってくると、そもそもヘッドホン自体が4極に対応していたのかが気になって仕方がなくなってきた。

最近のiPhoneについてくるLightning => 3.5mmステレオジャック変換ケーブルをよく見てみると、確かに4極あることが確認できる。

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おそらく右上の四角い端子がジャック側の1ピンと接触する部分なのだろう。
(オーディオ詳しくないので推測)

そしてこちらがヘッドホン側。

これらの写真の上下はすべて一緒、手前からふたつの端子はポッチのような小さい端子で3個目は平たい端子。
画像4枚目の右側にある四角いのが何か判別つかなかったが、3個目で平たい端子があるのでもう一つ平たい端子があるとは思えない。

結果

筆者はオーディオに詳しくないので、これは完全な憶測だが結果的に4極対応でなかったと思うことにした。

みなさんも4極3.5mmステレオミニプラグの奥は深いので、よく確認してから手を出すようにしてください。

そして、オーディオ詳しい方で何かわかる方がいらっしゃれば是非ともコメント頂ければと思います。

記事は以上

ヘッドホン Bluetooth TaoTronics ANC ワイヤレス ノイズキャンセリング Type-C 急速充電対応 密閉型 CVC8.0 31時間連続再生 有線対応 マイク付き Soundsurge 85 (Type-C)
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